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明けない夜はない•••はず

· 戦争,パンデミック,希望,認知

 

2年前のいまごろ新型コロナウイルスを知った。

店頭のマスクが姿を消し、見えない敵に怯え始めた。

去年のいまごろには会社も学校も在宅があたりまえのようになっていた。

会いたい人にも会えなかったり、永遠の別れに立ち会うことすらかなわない人もいた。

 

それでも少しづつ、ほんの少しでもいいから昨日より今日が良い日になるように

試行錯誤を繰り返し、立ち止まったり後ろを振り返りしながら

明るい方へと進んでいるのだと思っていた。

 

そして今年、行き場のない怒りと悲しみにどうしようもなくとらわれている。

以前ウチに滞在していたあの子達はいったいどうしているだろう。

 

兵器は優位にたちたいがために脅すための見せかけのものだと思っていた。

そんな強力な武器を使ったら一周まわって戻ってくるでしょくらいの認識しかなかった。

まさか本当に人に向けて使われるだなんて想像もしなかった。

 

それほど私は何も知らず、知ろうとさえしてなかったのだ。

 

いまからでも遅くない。

見て、知って、考えられるように。