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三寒四温のときはすぎて、いまが盛りと桜が咲き誇り、花散らしの雨が降る。
桜散る、梅はこぼれる椿落つ、牡丹崩れる人は逝く
そのように輪廻していくのだと、窓の外を眺めながら思います。
この雨がとおりすぎたら、もう寒い日は当分の間やってこない。
そう思ってダウンコートやセーター、極暖のタートルネックなどを片付けて
薄手のものをだしました。
かつては暖かくなってくるとガラスの器の出番が増えて、漆器は戸棚の奥深くにしまわれていました。
けれどここ数年、あたたかい季節、暑い季節にも出番が増えてきましたね。
暑いときには冷たいものを欲しがるものです。
その冷たいものを冷たいままに保ってくれる漆器が重宝されます。
なにより木のやわらかな感触は、それに触れる指や唇に優しく感じられます。
視覚、聴覚にくらべてなおざりにされがちな触覚ですが、意外とダイその手に触れる感触や唇にふれる感じを気にとめてみたことはありますか?
その感触が心地よいものであったとしたら••••
それを感じないまま過ごしていた自分と、うっとり心地よく感じる自分はまるで別人のようです。
お気に入りのものにかこまれてすごしたい
そんな願いをひとつずつ叶えていきましょう。
先日、サモエドカフェにいってきました。白くてフワッフワなサモエドちゃんたちと仲良くして癒やされました。
サモエドの耳って見た目以上に柔らかくてうっとりする触り心地。
ふわふわしたもの、モフモフしたもの、ふんわりやわらかな感触はなんとも言えない安らぎを与えてくれます。
ゴールデンレトリバーカフェやボーダーコリーカフェもできてほしいと希う今日このごろです。