• 漆器屋さんのつぶやき

    心に残る、心に響く、ささやかだけど彩りのあるできごとを徒然なるままに•••

    1 de março de 2025 · 寿命,老後,余生,エンディングノート,おばあちゃんと孫
    平均寿命が伸びて「人生100年時代」なのだという。 だから年金受給開始は遅いほうがよいとか、年金でまかないきれない分の貯金が必要だとか、高齢でも入れる保険のCMとか、あれこれとかまびすしい。 私の母は60代でこの世を去った。 冷たくなった母の身体を綿で拭いながら、平均寿命なんてものはなんの保証もないただの数字なのだと実感した。 あわただしく一連の葬儀を終え、連日の疲れも癒えないまま妹と私は二人で母の遺品整理をはじめた。 床から天井まであるクローゼットの扉を開くと、中にはタグがついたままの衣類や箱に入ったままの靴、旅行カバンが山のように残されていた。 彼女は死ぬなんて思っていなかった。...
    18 de janeiro de 2025 · せつない,いじらし,会いたい,愛されたい
    ほんの数行の短い文章と、色鉛筆やクレヨンで描かれた温かく柔らかい絵に これほど泣かされるとは思ってもみなかった。 「もうじきたべられるぼく」 絵本で泣くのは2度目だ。 最初は子どもたちがまだ小さかった頃、子守唄がわりに読んだ絵本のなかにあった 「100万回いきたねこ」 胸の奥がポっと火が灯ったような感じがして涙腺がゆるんだ。 あぁ、良かったね。 そんな言葉が浮かんだ気がした。 「もうじきたべられるぼく」 これはもう、話の途中から溢れた涙はポロポロと止まらず、 本をとじてから号泣した。 いろんな感情がないまぜになり、整理がつかない。 おか...
    14 de janeiro de 2025 · タイムスリップ,時をかける,懐かしい,no music no life
    テープが擦り切れるほど聴いた、という表現がある。 音楽配信の前、CDのもう一つ前 カセットテープで音楽を聴いていた頃の話よ。 あのウォークマンだって最初はカセットテープだった。 お気に入りの曲を詰め込んだテープが特別なプレゼントだった時代があった。 どんな曲が入っているかで人となりが分かってしまうような気がしていた。 No music, No life 音楽なしでは生きられないというほどずっと耳元で音が鳴っていた時代を誰もが経験しているのでは? 少なくとも私はそうだった。 どうしてあんなにときめいたのか、なぜあの旋律がないといられなかったのか、今となっては...
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